猫があなたの食事に興味津々…そんな時、ちょっとだけ分けてあげたいけど「これ、食べても大丈夫?」と不安になることありませんか?
実は、猫が食べても安全な人間の食べ物 もいくつかあります。
ただし、与え方や量に注意が必要 なので、詳しく解説していきます!
1. 鶏肉・牛肉・豚肉
おすすめ度:★★★★★
- OKポイント:
- 高タンパクで猫に必要な栄養素を含む。
- 特に鶏肉は低脂肪で消化にも良いのでおすすめ。
- 与え方のポイント:
- 加熱して骨を取り除くこと。 (生肉は細菌感染のリスクがあるため避ける)
- 味付けなし でシンプルに茹でるか蒸して与えましょう。
- 適量の目安:
- 1日あたりの目安:体重1kgにつき10g程度。
- 例えば、体重4kgの猫なら1日40gまで。
- おやつ程度に少量を時々与えるのがベスト。
- 注意点:
- 豚肉はしっかり加熱! 生の豚肉には寄生虫のリスクがあるため、完全に火を通すことが必須 です。
- 牛肉は脂肪分が多いので、脂身を取り除いて 少量にしましょう。
2. 魚(サーモン、タラ、サバ)
おすすめ度:★★★★☆
- OKポイント:
- 高タンパクで、オメガ3脂肪酸が豊富。
- 毛艶を良くし、健康な皮膚を保つのに役立つ。
- 与え方のポイント:
- 加熱して骨を取り除くこと。 (生魚には寄生虫やビタミンB1を分解する酵素が含まれていることがある)
- 味付けなし で、焼くか蒸して与える。
- 適量の目安:
- 週に1〜2回、1回あたり20g程度まで。
- 魚の与えすぎは、ビタミンE不足を引き起こす可能性があるため、バランスが大切。
- 注意点:
- 塩漬けや加工された魚(干物、燻製、缶詰)は塩分が多く危険 なのでNG。
- 青魚(サバ、イワシなど)は、脂肪分が多いので少量に抑える こと。
3. 卵
おすすめ度:★★★★☆
- OKポイント:
- 高タンパクでビタミンB群が豊富。
- 特に ゆで卵の白身 は低脂肪で優秀な栄養源。
- 与え方のポイント:
- 加熱してから与えること。 (生卵の白身にはアビジンという成分が含まれ、ビタミンB群の吸収を妨げる可能性があるため)
- ゆで卵の白身部分 を少量ほぐして与える。
- 適量の目安:
- 週に1回、1回あたり1/4個程度まで。
- カロリー過多を防ぐため、おやつ程度に少量を。
- 注意点:
- 黄身部分は脂肪分が多いため、与えすぎに注意。
- 卵アレルギーの猫もいるので、最初は少量から始めて様子を見ましょう。
4. 野菜(かぼちゃ、にんじん、さつまいも)
おすすめ度:★★★☆☆
- OKポイント:
- 食物繊維が豊富で、便秘解消 に役立つ。
- βカロテンが含まれており、免疫力の向上 にも期待。
- 与え方のポイント:
- 加熱して柔らかくしてから与える。 (生だと消化しづらいため)
- すりつぶすか小さく刻んで 与えることで、消化吸収が良くなります。
- 適量の目安:
- 1回あたり小さじ1杯程度。
- 主食ではなく、あくまでおやつとして少量を。
- 注意点:
- 玉ねぎやニンニクを含む料理は絶対にNG。
- ジャガイモの芽や皮 には毒素が含まれるため、完全に取り除くこと。
5. フルーツ(バナナ、りんご)
おすすめ度:★★★☆☆
- OKポイント:
- ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富。
- 特に バナナ はカリウムが多く、エネルギー補給に最適。
- 与え方のポイント:
- 皮と種を完全に取り除くこと。
- 小さく切って、少量だけ 与える。
- 適量の目安:
- 週に1〜2回、1回あたり小さじ1杯程度まで。
- 糖分が多いため、与えすぎに注意。
- 注意点:
- ブドウやレーズンは 急性腎不全 の原因となるため絶対にNG。
- 柑橘類は 酸味が強く、消化不良を起こす可能性があるので避けましょう。
6.ヨーグルト
おすすめ度:★★★☆☆
- OKポイント:
- 無糖のプレーンヨーグルト ならOK。
- 乳酸菌が腸内環境を整え、便秘の改善 に役立つことも。
- 与え方のポイント:
- 無糖・無添加のプレーンヨーグルト を選ぶこと。(砂糖や人工甘味料は猫にとって有害な場合がある)
- 小さじ1杯程度 をおやつとして与えるのがおすすめ。
- 適量の目安:
- 週に1〜2回、1回あたり小さじ1杯程度まで。
- 与えすぎるとお腹が緩くなることがあるので注意。
- 注意点:
- 乳糖不耐症の猫にはNG。 ヨーグルトに含まれる乳糖を消化できず、下痢や腹痛 を引き起こす可能性があります。
- 初めて与える時は、ごく少量から様子を見て ください。
- フルーツ入りや甘味料が入ったヨーグルトは 絶対に避けること。
まとめ
- 猫に与えても大丈夫な食べ物は、加熱 や 味付けなし などの注意点を守ることで安全に楽しめます。
- 与えすぎは栄養バランスを崩す原因 になるため、あくまでおやつ程度に。
- 猫によってはアレルギーや体質に合わない場合もあるので、初めて与える時は少量から 様子を見ましょう。
愛猫の健康を守りながら、楽しい食事のひとときを楽しんでくださいね!
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